溶接業 経済的付加価値とは
溶接業を会社設立しました。本店を千葉の自宅に置き、事務作業を妻に任せて2人で切り盛りしています。まだ会社設立したばかりですが、将来的には上場するくらいの大きな会社にしたいと考えています。
ところで、個人的に株式投資をしているのですが、経済ニュースの中で、経済的付加価値という話をしていました。経済的付加価値とはどのような価値のことなのでしょうか。また、会社設立と何か関係ありますでしょうか。
千葉で会社設立された今回のお客様の質問にお答えいたします。
ある事業年度で、企業が付加した価値とは、決算書上の税引後の純利益ではなく、それから株主資本コストを差し引いた額です。その額を負債と自己資本の加重平均コストで割れば、その決算時点での企業の価値総額が求められます。その額から総資本を差し引いたものが、企業が付加した価値の総額、つまり、経済的付加価値の額となるのです。
また別に、市場付加価値というものもあります。企業の価値=株式の時価総額とすれば、その額から帳簿上の総資本を差し引いた額は、投下資本を上回るその企業が生み出した価値となる、という考えです。会社設立したばかりのお客様には、ピンと来ないかもしれませんが、将来会社が大きくなった時に重要なことになりますので、覚えておいてください。
市場付加価値は、経済的付加価値が今後さらに伸びる、あるいは低下すると市場で評価されたものと考えることができます。つまり、市場の下した経済的付加価値の期待値の現在価値が、市場付加価値であると言えます。株価が妥当かどうかは、経済的付加価値の長期予想成長率が適切かどうかにかかっているわけです。株式投資を長く行っている、今回の会社設立されたお客様であれば、ご納得頂けると思います。
私どもの担当している千葉のお客様にもお話ししているのですが、株主にとっての企業の価値は、その企業の配当と株価の上昇が、その期待を上回るかどうかです。ですから、企業の税引後の営業利益から支払金利を差し引いた額Aと、配当総額と株式時価総額の増加額Bについて、A−Bの金額が、目標値に達成できたかどうかによって、その期の経営成績の善し悪しを判断できます。このような目標が達成できる企業は、投資家の期待に応えうる企業ですから、市場での資金の調達がしやすくなります。会社設立されたお客様に覚えておいていただきたいのは、投資などの意思決定の基準を、経済的付加価値におくことで、投資などをより厳密に選別し、資産効率をより高めることが可能となるということです。
今回は少し難しいお話になってしまったかもしれませんが、千葉の 会社設立千葉/起業.net 電話043‐224‐3618 では、会社設立についてのご相談やお悩みを何でも承っております。基本的なことから専門的なことまで、お気軽にご相談ください。
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