会社設立 初心者編5 売買諸費用の取り扱い
千葉で会社設立をし、商品の仕入れや売り上げなどの取引をしています。
これらの取引に伴い、運賃や梱包などの支払も発生していますが、帳簿に記入する際、どのように扱えばよいでしょうか。
運賃や雑費などとして処理してもよいですか。
商品の売買において、商品価格以外の支払いを帳簿上どのようにしたらよいのかというのは、千葉で会社設立をした方からよくご質問を頂きます。
このような諸費用の仕訳は取引によって処理が違うので注意が必要です。
商品を仕入れた場合、引き取りにかかる運賃などの諸費用が発生します。
これらは全て仕入付随費用として仕入勘定に加算しなければなりません。
つまり、仕入勘定へ計上して仕入原価とする金額は、仕入先への支払額と仕入付随費用を足した金額になります。
仕入勘定と売上勘定は対応しているので、こうすることで仕入付随費用を売上と対応関係にすることが出来るのです。
費用勘定の支払運賃などとして処理をしてしまうとこの対応関係がとれないので注意が必要です。
商品を売り上げた場合、この付随費用の取り扱いについては、その費用を自社と得意先いずれが負担するかによって処理が異なります。
発送費用を自社が負担する場合は代金を支払う必要がありますので、支払運賃勘定を用いて処理します。
得意先が負担する場合は後に回収することが出来るので資産として考え、前もって自社で支払う場合は立替金勘定(資産)へ計上し、後日売掛金とあわせて一括で回収するなら売掛金(資産)へ計上します。
このように一口に運賃といっても仕入に伴うものなのか、売上に伴うものなのかによって簿記の処理が違います。
また、仕入れたものが期末に残っていた場合は、商品を在庫として帳簿に計上しなければなりません。
この場合、仕入付随費用も在庫に按分して計上する必要がありますので、注意が必要です。
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