手付金・予約金・前払金
衣料品卸売業の会社設立をして以来、千葉市や近隣の小売先へ商品を販売してきました。
最近では人気商品を取り扱うこともあり、仕入の確保等に気を配っています。
今までは掛取引ばかりでしたが、先日手付金が必要だと言われて千葉市にある仕入先に振込をしました。
会社設立をしてから初めての事でしたが、商品は無事に手に入り販売をすることができました。
このような取引を行った際の会計処理について会社設立千葉/起業.netさんで教えて頂けないでしょうか。
手付金を振込んだ時点で、仕入としてしまっても良いですか。
商品売買の際に、取引確約の為に代金の一部を手付金として先に渡すことがあります。
先に代金の一部を千葉市の仕入先に振込むことにより、確実に商品を納品してくれるという利点がある反面、資金繰りを考えなければならないという不利な点もあるかもしれません。
会社設立をしてから掛取引ばかりだったということでしたが、今回先に支払った手付金・予約金あるいは契約金等という名称で取引される金銭の受け渡しについて、
簿記では買主側では支払った金額を資産勘定の前払金、売り主側では受け取った金額を負債勘定の前受金という勘定科目で処理をします。
【買主側】
(前払金)50,000 (現 金)50,000
【売主側】
(現 金)50,000 (前受金)50,000
手付金の受け渡しが行われる取引では、実際に商品の引き渡しの際にはこの手付金を引いて支払をすることになります。
【買主側】
(仕 入)100,000 (前払金)50,000
(現 金)50,000
【売主側】
(現 金)50,000 (売 上)100,000
(前受金)50,000
会社設立をしてから会社の規模が大きくなるにつけ、いずれ手付金を受け取る側になるかもしれませんのでご参考になさってください。前払金や前受金は必ず貸借対照表からなくなることになります。
新しい取引をすることになり、記帳の方法がわからないなど、お困りのことがありましたら
会社設立千葉/起業.netまで是非お気軽にお電話をください。043ー224ー3681
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