会社設立 初心者編3 損益計算書と貸借対照表の関係
千葉で会社設立をして取引を帳簿へ記録していますが、この帳簿から作成する損益計算書と貸借対照表について、それぞれどのような事を表しているのかよくわかりません。
二つがどのように違うのか、どのように関係しているのか教えてください。
千葉の起業家の方から、このようなご質問もいただいております。
まずは帳簿の内容を売上、仕入、費用などの勘定科目に分ける必要があります。
損益計算書も貸借対照表も、T字の表の左右に取引をして発生した勘定科目を割り振って作成します。
損益計算書はその名の通り、利益と損失のどちらがでいるのか計算した計算書です。
利益を計算するものですので、一会計期間(通常一年間)の取引を基準にして、売上げから費用を差し引き、その期間の経営成績を計算します。
記入の際には先に述べたT字の表の右側(貸方)に売上などの収益を記載し、左側(借方)に費用を記載するという決まりがあります。
この差額が利益または損失となりますので左右の合計金額は一致することになります。
それに対し貸借対照表は、期末(決算日)などのある時点での財政状態を表します。
具体的には、右側に借金などの負債を記載し、左側には現金や預金などの資産を記載します。
この差額は純資産と呼ばれ、会社設立の際の資本金や会計期間中に発生した当期純利益が計上されることになり、こちらも左右の合計金額は必ず一致します。
会社設立をして、会社としての取引を行えば利益か損失のいずれかが計上されることになりますが、利益がでた場合は資産が増えて損失がでた場合は資産が減ってしまいます。
つまり、期末における純資産(貸借対照表に計上されるもの)は期首の純資産に当期純利益または損失(損益計算書に計上されるもの)を加減して求めることになりますので、損益計算書と貸借対照表は計算の基準となる期間や対象となる勘定科目が違いますが、密接に関係していることになります。
このように算出する純資産や当期純利益は、期中の取引を正しく記録することによって成り立ちますので、その方法を学ぶことが重要になります。
会社設立千葉/起業.netでは、会社の設立はもちろんのこと、初めての経理・運営・経営もサポートさせていただいております。
お困りのことがありましたら是非お気軽にお電話をください。043ー224ー3681
主な業務エリア
<千葉県>千葉市(中央区、稲毛区、花見川区、美浜区、若葉区、緑区)四街道市、習志野市、船橋市、浦安市、市川市、市原市、鎌ケ谷市、柏市、松戸市、野田市、成田市、佐倉市、東金市木更津市、銚子市、館山市、茂原市、、旭市、勝浦市、流山市、八千代市、我孫子市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、八街市、印西市、白井市、富里市、いすみ市、匝瑳市、南房総市、香取市、山武市印旛郡(酒々井町、印旛村、本埜村、栄町香取郡(神崎町、多古町、東庄町)山武郡(大網白里町、九十九里町、芝山町、横芝光町長生郡(一ノ宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町)夷隅郡(大多喜町、御宿町)安房郡(鋸南町)<東京都>葛飾区、足立区、荒川区、台東区、江戸川区、墨田区、江東区、千代田区、中央区、港区、文京区、豊島区、新宿区、渋谷区、目黒区、品川区、大田区、世田谷区、中野区、杉並区、北区、板橋区、練馬区