会社設立 初心者編17 商品と製品の売上原価
千葉県千葉市で会社設立をして、当初お茶や和菓子などの小売業を営んでいましたが、当期の途中からせんべいの製造を始め、千葉県千葉市に店舗を構えてお茶や和菓子に加えてせんべいを製造販売することにしました。
内装にこだわったおかげか、千葉県千葉市をはじめとして東京や埼玉、神奈川など、色々な地域の方に来ていただいています。会社設立後、業種追加をしてことにより試算表などの見方が分からないところが多くなってしまいました。
特に売上原価については、従来のお茶や和菓子などの小売していた部分とせんべいの製造にかかった部分とで把握の仕方が変わるのではないかと思います。どのように決算書や試算表を見ればよいか会社設立千葉/起業.netで教えて下さい。
売上原価は商品を仕入れるとき、もしくは製造をする際にかかる費用ですので、この売上原価が小さいほど会社の利益は大きくなります。会社設立をして経営していく上では重要な要素ですので、決算書や試算表のどこを見れば売上原価がわかるのか知っておくと有利になり得ます。
売上原価は、期中に販売した商品や製品の原価を示す損益計算書上の項目ですので、従来行っていた商品の小売に関しては、商品期首たな卸高+当期商品仕入れ高−商品期末たな卸高として、計算の結果として表示されることになります。
つまり、期首にあったお茶や和菓子などの商品の在庫の代金と期中商品を仕入れた代金を足した金額から、期末に残っている商品の代金を除いたものが売上にかかる原価、つまり売上原価となります。
会社設立後、千葉県千葉市の店舗で製造販売することになったせんべいの製造部分の売上原価に関しては、製品期首たな卸高+当期製品製造原価−製品期末たな卸高として、計算表示されることになります。
製品というのは販売する予定のせんべいのことになりますので、作るのにかかった材料費や人件費などを集合した勘定科目となります。期首に作成してあった製品(仕掛品)と当期製品を作るために投入した費用を足して、期末に残っていた製品(仕掛品)を除いたものが当期製品製造原価となります。
どちらも期末に売れなかったものを除いていることになりますが、これは費用と収益は対応させなければならないという原則がありますので、当期売り上げた商品・製造にかかった費用だけが当期の売上原価と呼ばれることになります。
売れていない商品・製品を得るために支出した費用は、その期の費用とならないため、在庫や仕掛として計上する等、注意が必要です。
いずれの場合にも、決算書や試算表の損益計算書にはこのような計算式で求めた売上原価が表示されていますので、売上に対してどのくらいの費用がかかっているのか知ることが会社の経営に役立つと考えます。
会社の経営状態を把握することは、会社設立をした社長様にとって大事なことですので、試算表や決算書の見方が分からないなどお困りのことがありましたら、会社設立千葉/起業.netまで是非お気軽にお電話をください。043ー224ー3681
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