会社設立 初心者編11 掛取引の帳簿記入
建築材料卸売業を行う会社を経営し、千葉市の得意先から仕入をしてお客様に販売をしています。
業績は好調ですが、会社設立をしてから一年も経っていないので会計処理でわからないところがあるので教えてください。
今のところ、発生した取引の一部をすぐに現金払いをするのではなく、掛けで取引きしています。
売上があったときや仕入が発生したときすぐに現金払いをするのではないので、これらの掛け取引が発生したときの帳簿への記入の仕方、またその代金を受け取ったときにどのようすればよいのかを教えてください。
掛取引(信用取引)は会社設立をした方も、個人事業主として経営をしている方も広く行っている取引です。
後日決済をするという取り決めを得意先と交わしている場合、掛取引の仕訳を行います。
商品を売り上げた場合は売掛金(債権)とし、商品を仕入れたときには買掛金(債務)としてそれぞれ帳簿へ記載します。
【発生時:例】
(売掛金)××× (売上)×××
(仕入)××× (買掛金)×××
【現金にて精算時】
(現金)××× (売掛金)×××
(買掛金)××× (現金)×××
また商品の売買以外でも掛け取引は発生します。たとえば、固定資産や消耗品の購入や従業員の立て替え払いに関する未精算の経費などがあります。
これらは代金の受け渡しが後日になりますので、帳簿上は未収金勘定と未払金勘定で処理を行います。
未収金はお金をもらえる権利があるので資産へ計上、未払金はお金を支払う必要があるので負債へ計上してください。
商品売買に関する取引において、資産は売掛金で負債は買掛金となります。
商品売買以外に関する取引において、資産は未収金で負債は未払金となります。
ローンやリボ払いなどの月賦も未払金勘定へ計上してください。
【発生時:例】
(未収金)××× (売買目的有価証券)×××
(備品)××× (未払金)×××
【現金にて精算時】
(現金)××× (未収金)×××
(未払金)××× (現金)×××
会社設立をして色々な取引をするとこのようにすぐに現金払いをしない事もありますが、会社の資産や負債などを正しく把握するためには発生時と現金で清算をしたときそれぞれに帳簿への記入する必要があります。
会社設立をした方のサポートのため、このような経理相談なども承っております。わからないことがありましたら会社設立千葉/起業.netまで是非お気軽にお電話をください。043ー224ー3681
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