会社設立 スポーツ用品販売店 ＲＯＥとＲＯＡ 千葉
千葉でスポーツ用品販売店を経営しています。会社設立したのが1年前。安定してとは言えませんが、継続して、毎月売上をあげている状況です。
売上をさらに上げるために、経営分析について勉強をしているのですが、千葉で会社設立してまだ1年しか経過していないので、経営についての知識も少なく、分析の方法がよく分かりません。
本でROEやROAについて読んだのですが、素人同然の私にも分かるように、ROE、ROAについて教えていただけないでしょうか。
皆様は自己資本利益率（ROE）と総資産利益率（ROA）をご存知でしょうか。企業の事業活動の結果としての税引き後純利益を、前者は自己資本と、後者は総資産と比較して、その効率をみる指標のことです。会社設立された千葉のお客様の多くは、ROEを経営上の目標数値としています。
これらは、財務と損益を直接結びつけて、企業の状況を総合的に把握しようとするものです。何か一つの数字で、企業の状況を端的に示せないか、と考えるときの指標がROEやROAです。前者は株主の投資した資金が有効に使われたかを表し、後者は、企業が利用した資産でどれだけの利益を生んだかを示します。
千葉のお客様の中には、総資本経常利益率で分析される方もいらっしゃいます。これは、経常利益と総資本を比較するものです。
しかし、この指標には大きな矛盾があります。会社設立されて間もない方もお気付きかもしれませんが、経常利益は、営業利益に本来の事業活動ではない家賃収入などの営業外の収益を加え、支払利息などの営業外費用を差し引いたものです。総資本には、賃貸不動産などの営業外の資産も含みますから、営業外収益を加算することは問題ありません。
問題は、支払利息を差し引くことにあります。支払利息は、借入金などの負債の費用です。差し引いた後の経常利益を、総資本と比較することは無意味です。総資本であれば、営業利益と、あるいは、経常利益+支払利息と比較すべきです。これは、ROAについても全く同じことが言えます。
以上の理由で、千葉で会社設立されたお客様の多くは、ROEで分析をされます。
経営分析をするためには知識が必要です。書店に専門書が置いてありますが、今回問い合わせをいただいたお客様と同様に、会社設立したばかりの経営者の方からは、実際に分析をしても、よく分からないとの声が多く寄せられます。
経営分析について話が聞きたいという方、節税について話が聞きたいという方、また、その他の質問でも構いません。千葉の 会社設立千葉／起業.net 電話043‐224‐3618 までご連絡ください。お悩みを解決する手助けをさせていただいております。お待ちしております。
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