測量業 金利と借入金残高の分析
千葉で測量業の会社を経営しています。会社設立したのが半年前。毎月安定した売上をあげています。
売上をさらに上げるために、測量機など器具を増やし、人員も増やそうと考えているのですが、器具を買うための現金がないので、銀行からの借入を検討しています。
しかし、金利がどれくらいになるか分からないので、借入に不安があります。借入や金利について教えて下さい。また、借入や金利を使った経営分析の方法があれば教えて下さい。
千葉のお客様によく説明するのですが、日本の主要上場企業200社のうち、5社に1社がROE(自己資本利益率)の目標数値を掲げている、と伝えられています。これは、日本の企業も株主重視の姿勢を取りつつあることの反映といえますが、このROEは損益と財務を結びつけて示す経営指標の一つです。会社設立された経営者の多くは、損益と財務を別々に見ますが、両者を一緒にして、総合的に見ていきます。
簿外の借入金があるかどうかは、決算書の正しさを確認する上で欠かせません。ですから、まず、支払利息の額を借入金総額で割って、金利がどの程度の水準となっているかを確認することが必要になります。
上記により算出した金利が高ければ、簿外あるいは高金利の借入金があることが予想されます。もちろん、この方法で簿外の負債が推定できるのは、帳簿分析として極めて単純なケースです。
借入金を簿外として隠しておきながら、その支払利息あるいは高金利の借入金は帳簿に載せているわけですから、方法としては稚拙です。会社設立したばかりの方でもお分かりかと思いますが、普通はその支払利息も帳簿に載せませんし、載せないので発見できないからです。
しかし、高金利の借入金を前受金などとして処理することを含め、このような操作をしている企業も案外多いものです。実際に、千葉のお客様に改善のアドバイスをした経験もあります。
上記の方法は、簿外債務の発見のうえでは、さほど有効ではありません。それにもかかわらずこの作業が欠かせないのは、算出の結果として、金利水準がその企業の状態を一面で示しているからです。
金利水準は、取引銀行のその企業についての判断を端的に示します。千葉で会社設立されたお客様によく銀行について聞かれるのですが、もちろん、その銀行の見方が正しいかどうかは別問題です。しかし、担保が不足していれば、また、担保があっても利益が出ていなければ、銀行は貸してくれないという現実があります。
借入などがある程度弾力的にできなければ、企業活動は大きく制約を受けます。金利水準は、そうした事情を反映しているわけです。加えて、銀行の姿勢は、今後一層シビアになってくるでしょう。
千葉の 会社設立千葉/起業.net 電話043‐224‐3618 では、会社設立の相談以外に、借入についての相談も承っております。資金繰りにお悩みを持たれている経営者の皆様、お気軽にご連絡ください。
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