会社設立と必要資金
千葉での会社設立を考えています。現在千葉にある会社でサラリーマンをしており、そこを退職し、その際の退職金を使って、会社設立をしたいです。
業種は製造販売業でおもに自社のオリジナルキャラクターを作り、製造して販売する予定です。
資本金は1円からできると聞きましたが、本当にできるのでしょうか。
また、経営していくにはどのくらいの資金が必要でしょうか。
会社設立は資本金1円からも理論上は可能です。しかし、法人の設立登記をするにもお金がかかりますし、そもそも元手が1円ということは、キャラクターを製造する材料も買えませんし、外注に出すこともできず、結局は社長自身が会社にお金を貸すということになります。そうであるならば、最初から会社設立をしてからの最低限の運転資金分は資本金として出資する形をとる方をお勧めします。
まず、会社を経営するにあたって必要な資金をあげることが重要です。
詳細な事業計画をつくりましょう。必要な資金は会社設立費用の他にも、机、パソコン等の資産を購入するための設備投資費用、キャラクターの製造、販売する材料費や広告代、発送料などの運転資金です。その他にも、家賃や従業員を雇った場合の給料等諸経費が発生してきます。売上の入金が入ってくるまでには、これらの費用がかかります。
従って、300万円くらいは資本金として用意された方が良いかと思います。それでも資金が不足するようなら社長から借りる手段を取るのもいいかもしれません。
また、外部からの融資等を考えた場合、社長から借入れた金額も資本金も元は社長自身からのお金ですので実態は変わりませんが、形式上良く見えるのは借入金が少なく資本金がしっかりあるという財政状態です。よって資本金1円での会社設立は、現実的には難しいと言えるでしょう。
その他に会社経営の中で、よく考えるべきポイントは社長自身の生活費です。
今まで千葉の会社でサラリーマンをされていたので毎月安定したお給料が入ってきたと思います。しかし、今後売上が計上できるまでは、お給料も払えません。
また、社長という役職は、法人の役員となります。その場合、お給料も毎月一定額のお給料のみ法人の費用にできるという少し複雑な規定があります。会社設立時にお給料を0円と設定した場合、ある程度の期間はお給料が入ってこない状況になるため、その間の生活費を用意しておく必要があります。
会社設立をしてから事業計画をしっかりしていなかったために、最初の決算まで持たずに資金がショートし、経営ができなくなる会社が非常に多いのでご注意ください。
また製品の販売等の売上予想をし、事業計画をたてても、実際の社長の希望売上金額の10分の1にも満たないということも多くあります。事業計画は希望ではなく、常に冷静に現実的に、そして厳しく立てていくことが重要です。
会社設立千葉/起業.net(043−224−3618)では、会社設立の他にも、税務、会計と会社設立後の相談も承っていますので、会社設立以外でお困りの社長様もお気軽にご相談ください。
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