私は千葉で会社設立をしました。内容としては、日本各所から名産品を取り寄せて、千葉の消費者に店頭販売やインターネットを通じて商品を販売する販売業です。会社設立の理由としては、もともと各地の特産品を見て、これいいなと思ったものを集めるのが個人的な趣味で、その趣味の範囲内で個人販売していたところ思っていた以上に好評でした。従って、この形態を大きくし、在庫を保ちながら販売したいと思い、千葉での会社設立に至りました。今までは赤字でもいいと思って個人販売していましたが、会社設立をしたからには従業員も雇いたいと思っています。今後利益を生み出していくためには何に気を付ければよろしいでしょうか。

規模が大きくになるにつれ、利益を生み出すために気を付けることは非常に多くなり、他の会社で成功した方法と同じことをしても失敗することは多くあります。
しかし、最低限共通して押さえておくこともあります。例えば在庫です。
今回、在庫を保ちながら販売をするために千葉で会社設立をしたと仰っていますが、規模が大きくなると在庫管理の良し悪しで今後の経営に大きく影響します。

今までは、趣味で集めていた物を個別で販売しており、その商品も数が少なかったのではと思いますが、今後は数十個、数百個と商品を仕入れていくことになります。

商品の在庫を多く抱えても、売れない商品は売れないですし、売れる商品は何もしなくても売れていきます。とくに各地の特産品はメディア等の媒体で一気に需要が広がることもあります。しかし、流行ばかり追ってたくさん仕入れたものの、消費者の購買意欲はすぐ冷めることもあり、売れずに不良在庫の山になり、現金も回収できなくなり、次の仕入の資金繰りが間に合わず経営が立ち行かなくなることも考えられます。
まずは、在庫管理の基本を押さえることが重要と考えます。

どの商品が、どれくらい売れているか集計し、季節ごとやイベントごとに販売数の統計をとり、その間在庫切れや売れ残りが少なくなるように調整します。

メディア等で取り上げられ人気になったものは、既に需要が飽和しており、仕入れることは困難です。だからと言って、流行するものが何なのか目星付けるのも困難です。
そこで、千葉でお客様から問い合わせがあり、自分の会社で取り扱っていない商品があれば、試しに数個仕入れてみて、その商品について細かく調べ、定期的に売れるようなら売れ残らない程度に仕入れを続けて、製造元との仕入経路を既に作っておくことです。こうしておけば、いざ売れ始めたときに他の業者と差が出てくると考えられます。

どんなに注意をしていても、商品が売れず在庫を抱えることがあることでしょう。そのようなときは、思い切って処分することも重要です。在庫を保つ費用は意外とかかります。また、今後仕入れる商品を置くスペースも縮小してしまいます。従って、無料で配布したり、景品としてつけたりし、広告宣伝目的で使用することを考えると良いでしょう。



会社設立に伴い、今後多くの課題が出てくると思いますが,何事も統計をとり経営分析することは非常に強力な武器となると考えます。
会社設立千葉/起業.net（043−224−3618）では、会社設立の他にも、税務、会計等、事業経営の面で様々なサポートをしております。千葉で会社設立をした方や今後会社設立をお考えの方は、是非ご連絡下さい。

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