会社設立のケジメ。会社のサイフと個人のサイフ 千葉 相談
千葉での会社設立を考えていますが、会社のお金と個人のお金について、どのように区別した良いのか、よくわかりません。
また、会社を設立して、資本金を出資するとは具体的にどういうことなのでしょうか。
資本金として出資をすると、自分のお金ではなくなってしまうのでしょうか。
また、会社に利益が出ても、たとえ社長であっても、勝手に使ってはいけないのでしょうか。
株式会社を設立して、資本金を100万円出資するということは、あなた自身は株主になるということです。
資本金の100万円は個人的に使うということはできなくなります。
だからといって、法務局に没収されてしまうというわけではありません。
会社の事業のために使うことができます。
100万円の範囲で商品を仕入れたり、人を雇って給料を支払ったり、家賃を払ったりすることに、自由に使えます。
それでも、会社の資金が足りなくなれば、さらに経営者であるあなたが会社にお金を貸し付けるか、銀行からお金を借入れるかする必要があります。
経営者が最もストレスを感じるのは、「資金的なこと」と言われています。
資金がショートしてしまえば、会社が会計上は黒字であっても倒産してしまいます。いわゆる黒字倒産というものです。
また、10年20年と会社を経営してきても、今月末の手形を落とすことができなければ不渡になり、銀行や取引先の信用は失われ、倒産になってしまいます。
お金の問題でいえば、会社と個人を切り離して考えることが必要です。
会社の資金は事業用の資金として使われるものです。これを、個人的な目的で流用すると、横領や背任行為になる場合もあります。税務上も、役員貸付金や使途不明金として、高い利息を課されたり、法人税や所得税の追徴課税を受けることもあります。
会社設立を機会に、個人の財布と会社の金庫は別にするべきです。また、決算上も、使用目的のよくわからない継続的な仮払金や立替金は、できるだけ避け、明瞭な経理処理が求められます。
会社を設立したら、たとえ1人の会社でも、会社のお金と個人のお金については、明確に区別をすることが大切です。
主な業務エリア
<千葉県>千葉市(中央区、稲毛区、花見川区、美浜区、若葉区、緑区)四街道市、習志野市、船橋市、浦安市、市川市、市原市、鎌ケ谷市、柏市、松戸市、野田市、成田市、佐倉市、東金市木更津市、銚子市、館山市、茂原市、、旭市、勝浦市、流山市、八千代市、我孫子市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、八街市、印西市、白井市、富里市、いすみ市、匝瑳市、南房総市、香取市、山武市印旛郡(酒々井町、印旛村、本埜村、栄町香取郡(神崎町、多古町、東庄町)山武郡(大網白里町、九十九里町、芝山町、横芝光町長生郡(一ノ宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町)夷隅郡(大多喜町、御宿町)安房郡(鋸南町)<東京都>葛飾区、足立区、荒川区、台東区、江戸川区、墨田区、江東区、千代田区、中央区、港区、文京区、豊島区、新宿区、渋谷区、目黒区、品川区、大田区、世田谷区、中野区、杉並区、北区、板橋区、練馬区