会社設立と確定申告期
千葉で会社を設立したいという御相談や依頼は、お陰さまで1年間を通してかなりの件数になります。特に12月の年末調整の時期から1〜3月という所得税の確定申告の時期には、それ以外の月と比較してこれらの依頼や問い合わせが倍増します。
確定申告に必要な売上や経費を集計していて、所得が自分が思っていた以上に増えて、何か節税対策がしたいと思っている方が多いように思えます。
また、売上もそれなりに増え、自分の年齢ということも考えると、会社設立をして自分も代表取締役になりたい。社長になりたいと思って、会社設立を検討される方が増えるのかも知れません。
個人事業主の場合には、会社（法人）と比較して節税方法も限られてしまいます。また、法人組織である株式会社 代表取締役社長という名刺と、個人事業主の名刺では、お客様に与える印象や新規開拓の営業でも信頼がまったく異なります。
平成24年度の確定申告（平成25年の3月15日までの申告）からは、一般の生命保険料控除については、個人事業主がたとえ保険料を年間100万円支払っていても4万円しかできません。それに対して会社を設立すれば保険の種類にもよりますが、支払った保険料が全額損金（必要経費、費用）になります。
事業を拡大したい、節税もしたいと、個人事業主が確定申告を通じて再度考え、会社設立のご要望がこの時期増えるように思います。
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