会社設立と価格決定
私は千葉のラーメン屋で働いていましたが、この度独立しようと考えています。
個人事業か会社設立して法人でやるか迷いましたが、従業員も何人か雇う予定ですし、将来は店舗の拡大も目指すので、会社設立をすることにしました。
実際千葉のラーメン屋で何年も修行していたため、千葉の客層や地域単価もある程度把握しているので、開業は千葉で行う予定です。販売価格は1杯700円前後で考えています。何か販売価格を決めるにあたって注意することはありますか。
まず、会社設立をしてまず目指すべきところは、利益を出すことです。従って、販売価格を決める際、ラーメン1杯でどれだけの利益がでるのか計算することが重要です。
飲食店業を独立開業するために他店で修行し料理方法や接客業はマスターしていても、経理面では全く自信がないという方は多くいます。販売価格700円のラーメンにはどのようなコストが掛っているかをまず考える必要があります。
千葉の平均単価が700円前後だから700円にするというのは非常に危険です。特に会社設立当初は、仕入先も安定していなく、大量仕入れもできません。調理工程の不安定や試作品づくり等で経費がかさみます。すると販売価格700円に対し、原価が700円を超してしまい、売れば売るほど赤字が増えることも考えられます。
従って、販売価格を決定するには、原価から逆算して決定することをお勧めします。
原価にはラーメンの材料費だけでなく、従業員のお給料、家賃、水道光熱費、広告宣伝費など考えられる費用を入れます。
それを月単位で計算し、それから一日単位と計算していきます。
ここで、お店の座席数や回転数を考え、一日に何杯売れるかを考慮します。
その杯数で除すと、大体の1杯あたりの原価が出てきます。
その原価を超える販売価格を設定しなければ、会社はつぶれます。販売価格が高すぎれば、コストを削減するか、座席数や回転数を増やして原価を下げる工夫が必要です。
ここで重要なのは、販売数は余裕を持たなければなりません。このように、余裕を持って、客観的で厳しいコスト計算を繰り返すことにより、様々な対応策が見え、自ずと販売価格が決まってきます。
たとえ理想的な販売価格が決定できたとしても、会社設立後臨時的なさまざまな費用が出てきますので、これらの費用を吸収できるように健全な経営を行っていく必要があります。
また、利益がでれば、税金もかかります。経理の次は税務も必要となります。
会社設立千葉/起業.net(043−224−3618)では、会社設立の他にも、税務、会計と会社設立後の相談も承っていますので、会社設立以外でお困りの社長様もお気軽にご相談ください。
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