防災器具開発製造業 コンカレント・エンジニアリングの利用
専門学校で防災について学び、その後防災器具を開発する会社に就職しました。今回その経験を活かし、千葉で防災器具の開発製造業を会社設立しました。同じ専門学校で学んだ友人と一緒に会社を立ち上げたのですが、お互いに専門的な知識や技術はあるものの、経営については素人です。
以前本で、コンカレント・エンジニアリングについて読みました。興味をもったのですが、内容が難しくよく分かりませんでした。分かりやすく教えていただけないでしょうか。
それではコンカレント・エンジニアリングをご紹介いたします。
コンカレント・エンジニアリングとは、製品の開発、製造、販売、維持、そして廃止までを対象に、その品質、コスト、納期の最適化を図るものです。つまり、研究開発部門と生産、販売の現場を一体化することです。
工場の現場に比べ、開発の現場は、営業部門の含め、改善の余地はたくさんあります。その問題に取り組む一つの方法といえます。
これまで千葉を含め、多くの企業では開発部門が新製品を開発した後、その製品の設計図が製造部門に渡され、製造部門では、その設計図に合わせて工程を考える、という流れでした。会社設立したばかりの方でもご存じの、基本中の基本です。そのため、製造部門とすれば、製品のこの部分の設計さえ少し違っていれば、生産の効率がもっとよくなったり、あるいは現在の機械や冶工具もそのまま使えるのに、ということが少なくないのです。
つまり、生産コストの引き下げという課題も、本来は新製品の設計の初期段階から考えるべきことです。その方がはるかに効果は大きいからです
千葉で会社設立されたお客様に勧めているのが、製品開発、製造工程設計、サポート体制の構築などの関連する部門全体として、業を同時に並行して進めていくことです。そのためには、コンピュータの利用をはじめ、製品設計を統合するデータベースを構築し、情報技術を統合します。
各設計者は、そのデータベースを確認し、毎日他の設計者の作業を確認しながら作業を進めます。他の人の変更で、自分はどうすべきか、問題があれば、すぐに解決に向けて動けます。何日たっても振出しに戻る、という無駄がないのです。
会社設立された方に一番伝えたいことは、開発自体のスピードアップのためには、やはり標準化が必要だということです。コンピュータを利用し、過去の設計や考え方、技術の再利用が前提です。
今回のように、専門的な用語について知りたい、という問い合わせも承っておりますので、千葉の 会社設立千葉／起業.net 電話043‐224‐3618まで、お気軽にお問い合わせください。また、千葉で会社設立した経営者の方、また千葉に限らず会社設立した方で、話を聞いてみたいという方からのご連絡もお待ちしております。
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