別会社を設立して新規事業を行うメリット
当社は千葉でプラスチック製品の製造業を経営している法人です。父が代表者となり千葉で会社設立した後、20年ほど前に私が代表を引継ぎました。私の息子も千葉の専門学校を卒業した後、当社に携わっています。
先代が会社設立してから現在まで、幸いにも千葉の顧客に恵まれ、いつも売上は安定していましたが、リーマンショックの直後は数ヶ月間全くといっていいほど売上が無くなってしまいました。強気の性格の私ですが会社の資産が見る見る減っていくのが恐ろしくなり、このときばかりは会社が倒産することも覚悟しました。
売上が無くなってから約１年間は若手社員もベテラン社員も私たち経営者も寝る間を削って商品を開発し、千葉に限らず全国へ営業に駆け回り、売上を獲得することに全力で取り組みました。その甲斐もあり売上は少しずつ回復し、一度取引の無くなった大口の顧客との取引も再開し、また利益が出るようにもなりました。
今回ご相談をさせていただいたのは、新規事業についてです。新規事業といっても製造業とは全く関係は無く、千葉で小さなコーヒーショップを経営したいという私と妻の前々からの希望です。私自身も今すぐに製造業の経営者の立場を離れることはできませんが、経営も安定してきたため、数年後には息子に代表を譲ろうと思っています。そうなれば時間の余裕もできるため妻と二人でコーヒーショップを経営することもできるようになるのではと考えています。
その場合、現在の会社の中で別事業として行えばよいのか、あるいは別で会社設立をする方が良いか、メリットなどをご相談させていただきたいと思います。
私ども会社設立千葉／起業.netでは千葉県千葉市の会社設立はもちろん、会社設立後の経営まで総合的なサポートを行っています。
ご相談いただいた例の場合、会社設立して新規事業を別会社で行うことにはいくつかメリットが考えられます。
まず、資本金が1億円以下の場合、法人税の税率は所得のうち年800万円までの金額については低く設定されています。従って現在の製造業で所得が年800万円を上回っている場合は新会社を設立したほうが低い税率で課税を受けることができます。また、現在の法人が消費税の課税事業者の場合、新たに会社設立をすることで新事業については設立から数年間消費税の免税事業者でいられる可能性があります。
千葉県千葉市で会社設立をお考えの方、は会社設立千葉／起業.netにご相談ください。
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