市原市にある事業所数は約9,000、従業者数は約10,000人あまりです。主な業種としては卸売・小売・飲食店が約45％、サービス業が約27％、建設業が13％を占めています。

市原市は千葉県を代表する工業都市です。製造製品出荷額は千葉県内トップで、全国でみれば豊田市に次いで2位の規模になります。 市原市内の沿岸部には石油化学コンビナートや造船所、その他各種製造業の工場が多くありますが、南部は田園地帯が広がり稲作を中心として農業も県内上位の生産高があります。

市原市のこのような特徴を考慮することも、会社設立後の事業運営を順調に進めるために必要なことと考えられます。

　市原市で会社設立を計画中の起業家の質問

サラリーマンを辞めて事業を始めたいと考えていますが、法人として登記して始めたほうがよいのか、個人事業として始めたほうがよいのか、どちらがよいでしょうか。？


　会社設立千葉/起業.netのアドバイス

法人も個人もそれぞれメリット、デメリットが存在しています。

・創業の手続き　　個人：開始の届出書を税務署、都道府県、市町村に提出。
　　　　　　　　　法人：定款作成と登記が必要。作成の依頼をすると20万円〜30万円
・社会的信用度　　個人：法人より低い
　　　　　　　　　法人：信用度が高い
・資本金　　　　　個人：必要なし
　　　　　　　　　法人：1円からでも始められる
・事業失敗の責任　個人：事業主は無限に責任を負う
　　　　　　　　　法人：法人と個人の財産は別。個人が財産を処分しなくてよい

一般的には、小規模のうちは個人事業ではじめて、事業が軌道に乗ってきたら法人成りする方が多いようです。利益に対する税金の負担は、所得が低いうちは個人が有利で、大きくなると法人が有利です。事業を本格的に成長発展させたいのであれば、法人組織が有利です。

市原市は千葉県の北西部にあり、東京湾に面しています。面積は千葉県内で最も大きく、人口は県内第6位です。市の北部の臨海工業地域は、コスモ石油、出光興産等、全国でもトップクラスの数の石油化学コンビナートがあり、鉄鋼業、発電所、造船所、化学製品等各種製造業の工場が並び、全国でも有数の工業地帯です。

市原市は南北に広く、北部の工業地帯に対して南部は農村地帯と丘陵地帯が広がっています。農村地帯では稲作を中心とし大根や自然薯などの野菜栽培、桃、いちご等の果樹栽培が盛んです。丘陵地帯には養老渓谷などの観光名所があり、シーズンにはハイキングなどで多くの人が訪れます。

近年は辰巳台地区やちはら台、国分寺台地区等の新興住宅地が多く開発され、JR内房線の五井駅を中心に東京や千葉市の衛星都市として発展しています。

【市内の交通】 JR内房線　八幡宿駅、五井駅、姉ヶ崎駅
京成千原線　ちはら台駅
小湊鉄道　五井駅、上総村上、上総牛久等〜養老渓谷駅

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